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2023年のご挨拶

2023.1.2お知らせ
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
一年の計は元旦にありということで近況報告も兼ねて昨年、そして新年のお仕事内容についてまとめます。
 

診療内容について

当院の診療の柱は網膜診療及び近視治療です。
網膜診療については硝子体注射数が月あたり30前後、網膜レーザーが月あたり6−7件で推移しております。
注射数に関しては盲目的に数を重ねることも可能ですが、最小限の治療で最大限の効果を意識しながら診療にあたっております。
近視治療ではオルソケラトロジー導入例が爆発的に増えており、現時点でトータル160人を超えております。
また、緑内障治療においてはこれまでの知見から院内のプロトコールを変更し、緑内障レーザーを積極的に導入するようになりました。
また、白内障手術に併用できる緑内障手術「iStent」も導入し、緑内障診療がもう一つの柱になりそうな勢いです。
 

学術実績について

今まで通り学術講演は継続しており、今年4件ほど行いました。
いくつかの会での世話人も続けております。
眼科機器メーカーであるNIDK社協賛の講演を行ったご縁で機械開発の方とも知り合うことができ、意見を述べさせていただくことや、
今年の仕事になりますが当院で導入している機械のパンフレットを担当させていただくことにもなりました。
症例報告にはなりますが、開業医になって初めて臨床眼科学会にて発表も行うことができました。
その他学会参加を今年は4回ほどできまして、これは大学病院勤務医時代より多いです。
2診制の強みを生かして参加できたことに大変感謝です。
その都度学会レポートも作成して応援医師に還元するようにしています。
兵庫医大の非常勤講師も継続しており、毎週欠かさず学生指導に行っております。
 

役職について

兵庫県立芦屋特別支援学校の校医は継続しております。
眼科臨床紀要の編集委員も継続しており、こちらも新鮮な論文投稿が見れますので楽しみながらやっております。
兵庫医大の同窓会理事に加え、出身である大阪公立大学の同窓会理事もさせていただくことになりました。
 

院内について

法人化1年目が過ぎました。法人化してもあまり変わらないかな?の印象です。
先日のブログにも書かせていただきましたが、ありがたいことに1日100人を超える来院患者様を数え、4月から予約制を導入するに至りました。
5年目にして初めてスタッフの入退職があり、世の中の人手不足を痛感する年でもありました。
専門学校から視能訓練士の実習も継続して受け入れております。
 

新年の目標について

数が多くなるにつれて質の担保が難しくなっていること、こだわりをもってお仕事ができる体制が作ること。
忙しさの中でも笑顔を持てるゆとりを保つこと。
良い家族、良いスタッフ、良い患者様に恵まれながら今を生きています。
日頃の感謝を忘れずに、新年も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。