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総合アレルギー講習会参加

2022.4.7お知らせ

ご無沙汰しております。院長です。
さる3月26日、27日は横浜で開催されましたアレルギー学会に参加してきました。
現地参加も行い、オンラインでも視聴可能ないわゆるハイブリッド開催の形でしたが
やはり話しているのを直接聞ける空気感は大切だと思い現地に赴きました。

これは呼吸器や皮膚科、耳鼻科、眼科等すべてのアレルギーに関する診療科の先生が集まる会で、
いわゆる学会とは違いすでに確定した内容を発表していく講習会になります。
眼科領域では昨年、10年ぶりにアレルギー性結膜炎のガイドラインが改定されています。
主に春季カタルやアトピー性角結膜炎等の診療における免疫抑制剤の使用がポイントとなっておりました。
重症例の、特に小児ではステロイドの副作用が多く生じるため積極的に免疫抑制剤点眼を使用すべきという指針になっています。

当たり前の話ですが、医学は日々進歩しています。
他の診療領域でもそうですが、ガイドラインにはクリニカルクエスチョンを使うようになっています。
「この病気にこの治療は正しいのか?」を各論文を比較し結論を出すという形です。
いわゆるさじ加減〜も大事ですが、やはり根拠を持った診療というのはしっかり結果を出すために作られています。
これからも知識のアップデートに努めていきます。
今後とも宜しくお願いいたします。