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スーパーオールインワンマシン(Mirante)を導入しました!

2020.7.12お知らせ

こんにちは、院長です。
7月8日より新しい機械を導入しましたのでご紹介させていただきます。

ニデック社より発売されているMiranteという機械です。
この機械は通常の眼底写真、光干渉断層計(OCT)に加えて、
広角眼底写真、OCTangiography、蛍光眼底造影写真、眼底自発蛍光写真が撮影できるオールインワンマシンです。
院長は多角的眼底画像解析multimodal imagingが専門の一つです。
現在も兵庫医大にて月に数回、眼底画像写真の読み方についてレクチャーを行っています。
言いすぎかもしれませんが、ハードウェア(Mirante)とソフトウェア(院長)が揃って、網膜疾患の分野に関して鬼に金棒と自負しています(笑)

その中で本日は、広角眼底写真について症例を交えてご紹介させていただきます。
まず従来の眼底写真です。(hemi-CRVO症例)

上方の網膜血管の周囲に出血が見られます。
何十年も眼底写真といえばこんな感じの写真が一般的でした。
しかしこれは、網膜の中心に限局した範囲の狭い写真(下図の画像の緑の範囲)なんですね。

網膜は眼球の内側に張り付いているカメラのフィルムに当たる組織で、だいたい上記図で言うと眼内角200°ぐらいまで広がっています。
この方の眼底を広角写真(上図の画像の青の範囲)で撮りますとこんなふうになります。

ちょっとピンとこない方は、重ね合わせの画像を見てください。これぐらい範囲が違います。

画角が広がったため網膜の隅々まで撮影できます。
もう一つ違う点があります。
従来の眼底カメラはフラッシュ光を用いていますが、こちらは共焦点レーザ走査型検眼鏡(SLO)と呼ばれる仕組みを用いていますので、正常と病変の間のコントラストが非常に強い写真が撮れます。

当院では画像を一つ一つお示しして説明しながら診療を行っています。
網脈絡膜疾患でお困りの患者様がおられましたら、何でもご相談ください。