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院長あいさつ

院長 岩見久司
院長 岩見久司

院長 岩見久司

初めまして、院長の岩見久司と申します。平成30年6月1日に開院して以来、3年弱が経過いたしました。
開院して以来、増強した診療内容や設備について書かせていただきます。

専門の加齢黄斑変性や糖尿病網膜症等の診断精度を上げるために新しい機械を導入いたしました。ニデック社のMiranteという機械で、これは蛍光眼底造影(フルオレセイン/インドシアニングリーン)、光干渉断層計血管造影(OCT angiography)、眼底自発蛍光が撮影できるものです。

一般の診療所には眼底カメラ、光干渉断層計は概ね備わっていますが、上記の検査は基本的に大学病院等で行われているものです。
例えば加齢黄斑変性の「滲出」と呼ばれる新生血管からの漏出の程度を描出したり、糖尿病網膜症における血管の詰まり具合を描出したりするものです。院長は蛍光眼底造影を非常に多数撮影した経験があります。

現在加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫治療の主力になっている、ルセンティスやアイリーアといった薬剤の治験の撮影も数多くやってきました。この機械があれば難疾患の病態を非常に詳しく確認することが出来ます。
高度医療を身近に!をモットーに、これからも重症の患者様への対応を積極的にやっていきたいと思います。

緑内障のレーザー治療(Selective LaserTrabeculoplasty)も2019年12月に導入しました。緑内障治療には、点眼、レーザー、手術がありますが、特に高眼圧の方にはレーザー治療は非常に良い適応だと考えております。 症例数も非常に多数になってきました。観血的手術になると他院に紹介しておりますが、術後診察は当院でも行っております。

院長 岩見久司

院長 岩見久司

学童の近視治療にも取り組むようになりました。昨今の近視に関する研究の成果で、近視進行はかなり止められるようになってきました。近視が進行すると、私が専門とする網膜疾患や緑内障の頻度が増加します。 そういった病気を、予防できるならこれに越したことはないと考えています。生活習慣指導から始め、点眼治療、オルソケラトロジーなどを駆使して、積極的に治療を行っています。

また、新しいDr.をお迎えしました。兵庫医大で一緒に働いていた笠置晶子先生です。眼科専門医であり、専門は角膜疾患です。兵庫医大病院の非常勤医師もされています。

平日の午前中は笠置先生との2診体制になり、待ち時間の問題も解決させながらよりしっかり診療を行っています。難症例に関してはカンファレンスを行い議論しながら進めていくこともしています。かなり充実した診療体制になってきたと思います。
今後とも、いわみ眼科をよろしくお願いいたします。

(令和3年3月25日)

開院のごあいさつ

初めまして、院長の岩見久司と申します。平成30年6月1日、住み慣れた阪神芦屋駅前に開院いたしました。
大阪市大病院、兵庫医大病院にて難治性疾患を数多く担当してきました。そこで培った高度な医療を地域に届けたいと考えております。
専門は黄斑疾患、特に加齢黄斑変性です。ドイツのリューベック大学付属医用光学研究所に留学し、三浦央子先生に師事して加齢黄斑変性と酸化ストレスの関係について研究し、予防法を模索しました。学位(医学博士)もその時の研究にて取得しております。その他の網膜硝子体疾患やぶどう膜炎の専門外来を担当しており、網膜硝子体手術、白内障手術も行ってきました。

我が国の失明原因の第一位とされる緑内障の管理についても数多く担当してきました。また以前、角膜疾患を大手前病院の中村孝夫前部長に、涙道疾患を兵庫県立尼崎総合医療センターの宮崎千歌部長に師事し修行させていただきました。広く・深く、を意識しながら多方面の眼科疾患について診療・研究を行ってきました。

現在は兵庫医大病院にて非常勤講師として学生や若手医師に対して教鞭をとる傍ら、週1回木曜日に外来診療も行っております。兵庫医大病院の各専門外来とは密な連携がとれますので、眼科を始め、形成外科や脳外科等必要な際はいつでもご紹介させていただきます。また、網膜疾患の研究会も主幹しておりました関係で、神戸大学眼科神戸市立アイセンター病院の先生方とも連携がとれます。

ここに通っていれば安心できる、そう言ってもらえるような施設を目指します。設備的にも、病院級の設備を準備して、さらに拡張していく予定です。これから芦屋を中心に地域に貢献していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

医師紹介

院長 岩見 久司

経歴
  • ⼤阪市⼤医学部卒業
  • ⼤阪市⼤眼科医局 ⼊局
  • ドイツリューベック⼤学付属医⽤光学研究所 留学
  • 兵庫医⼤眼科医局 ⼊局
所属学会・研究会・役職
  • 日本眼科学会 眼科専門医
  • 日本網膜硝子体学会
  • 日本眼循環学会
  • 日本眼炎症学会
  • 日本近視学会
  • 医学博士(大阪市立大学)
  • 兵庫医科大学眼科学教室非常勤講師
  • 兵庫医科大学眼科学教室同窓会理事
  • 眼科臨床紀要 編集委員
  • LIME研究会
得意分野
  • 網脈絡膜疾患全般(加齢⻩斑変性、糖尿病網膜症など)
  • 近視(学童近視、病的近視)
  • 緑内障

院長 岩見久司

笠置 晶子 医師

経歴
  • 兵庫医科大学卒業
  • 東京女子医科大学眼科医局 入局
  • 兵庫医科大学眼科医局 入局
所属学会・研究会・役職
  • 日本眼科学会 眼科専門医
得意分野
  • 角膜疾患(ドライアイ等)
  • 緑内障

診療実績

硝子体注射について

年次別統計 アイリーア ルセンティス ベオビュ
2018年度 200 26  
2019年度 257 49  
2020年度 277 63 13

加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫などに使われる治療です。
兵庫医大時代から診ている患者様に加え、初診や紹介受診される患者様も増えてきました。
ベオビュは2020年5月に加齢黄斑変性に対して承認された新薬で、治療効果は高いのですが炎症が生じるなどの副作用も認められる場合があるため少しずつ導入しています。

レーザー治療について

年次別統計 網膜光凝固 緑内障レーザー 後発白内障レーザー
2018年度 25 0 17
2019年度 48 4 16
2020年度 49 33 17

網膜光凝固は糖尿病網膜症や網膜裂孔等に対して行う治療です。
緑内障レーザーは2019年12月に当院に導入され、非常に症例数が増加してきました。
後発白内障とは白内障手術を行った後に、水晶体嚢が混濁してくる状態です。手術が問題なく行われても2−3割程度の患者様に発生すると言われています。

白内障手術について

年次別統計 白内障手術
2018年度 53
2019年度 180
2020年度 167

白内障手術も順調に増えています。2020年度はコロナの影響で手術数制限・手術適応厳格化を行ったため、一時的に件数を減少させた時期がありました。現在、白内障手術は通常通り行っています。

院内写真

  • 外観
    外観
  • 受付
    受付
  • 待合い
    待合い
  • 検査室
    検査室
  • コンタクトレンズコーナー
    コンタクトレンズコーナー
  • 診察室
    診察室
  • 手術室
    手術室