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活動報告 その2 (秋の教育・講演活動)

2024.10.16お知らせ
こんばんは。院長です。
◯◯の秋と言う気にもならないほど、まだまだ日中は暑いですね。
学問の秋という言葉もあるようですが、学会が多く開催される季節といえば春と秋になります。
秋の学会として、1つの発表、2つの講演でお話をしてくる予定です。
11月14日〜17日にかけて京都で日本臨床眼科学会が開催されます。
発表はオルソケラトロジーの片眼開始にて不同視を改善させることができた一例についてです。
オルソケラトロジーは近視の進行を遅らせる効果があり(まだ国は認めていませんが)、
片方だけオルソケラトロジーを開始することでピントの左右差を大きく縮めることができた症例です。
講演はこの臨床眼科学会と、11月2,3日に行われる日本視能矯正学会で、
いずれもオルソケラトロジーを含めた近視治療に関するランチョンセミナーを担当します。
視能矯正学会は日本視能訓練士協会の主催によるもので、多くの視能訓練士が参加します。
視能訓練士とは、眼科の検査・治療に関する国家資格であり、質の高い眼科医療の提供には不可欠な存在です。
当院には視能訓練士が5名所属しています。
眼科医療の底上げが私の使命だと考えており、スタッフのレベルアップも良い眼科診療に繋がりますのでお引き受けした次第です。
また、大阪医療福祉専門学校での講義も、90分×4コマ予定しています。
こちらは視能訓練士の教育課程になります。
私の専門の網膜疾患の領域において、画像診断の発達は非常に目覚ましいです。
それらを扱っている現場の人間が講義に携わることで、より即戦力に近い人材が育成できると考えているからです。
トータル6時間分になるので、なかなかボリュームがあって大変ですが、若い人に教えるのはとても楽しいことです。
ちなみに、毎週木曜日の午前中は兵庫医大の学生講義を担当しています。
これも、医師としてのモノの考え方で、学生さんたちにお渡ししたい内容があるからです。
医師の仕事として色々なものがありますが、私は教育や講演にも力を入れております。