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眼鏡合わせについて

2022.4.25目の話

院長です。
春を通り越して夏の陽気ですね。
本日の芦屋の最高気温は26℃とか。。熱中症への対策も必要になるほどですね。
皆様、気をつけていきましょう。
さて、今回は当院のスタッフが眼鏡合わせについての記事を作ってくれました。
ご一読ください。

眼鏡合わせとは、屈折異常(遠視、近視、乱視)や調節障害を矯正し、使用目的にあった最適なレンズを合わせていきます。
当院では、遠用、近用、遠近両用、中近両用などのメガネ合わせが可能です。
遠近両用メガネ、中近両用メガネを試してみたいけど、どんな見え方なのか不安がある方へ

当院では、遠近両用レンズ、中近両用レンズのトライアルレンズがあり、実際の見え方が体験できます。
それでは、各レンズの紹介をしていきます。

単焦点レンズ(遠用レンズ、近用レンズ)

単焦点レンズとは、レンズ面全体が同じ屈折度数であるレンズです。

①遠用レンズ

遠方を見るためのレンズです。
車の運転や映画鑑賞、舞台鑑賞など遠くを快適に見たいとき役に立ちます。

年齢で異なりますが、デメリットもあります。
40代になると少しずつ老視が加わり、遠方に矯正した状態では、調節しても近方が見えにくくなることがあります。
手元を見るときは眼鏡を外した方が見えやすい、もしくは遠くは裸眼の状態で見えるが近くが見えにくいという経験をされたことはありますか?
その状態が老視の見え方です。

手元の見え方の不良を改善するレンズが次の近用レンズになります。

②近用レンズ

手元を見るためのレンズです。

読書や、勉強、スマホ、PCを見るときなど、手元を快適に見たいときに役立ちます。
こちらもデメリットがあり、近用レンズの眼鏡を掛けた状態では、遠くが見えないということです。
単焦点レンズ(遠用、近用)は、快適に装用することを目的とするため
レンズを薄く、軽くし、ボケや歪みを軽減を図るためさまざまなレンズ設計がなされており、眼鏡をはじめて掛ける方にオススメのレンズです。
しかし、1枚のレンズに補正機能がないため、見える範囲が限られます。
なかには、遠用レンズ眼鏡と近用レンズ眼鏡を2つのメガネを持ち、状況に応じて、メガネを掛け替えないといけない方もいらっしゃいます。
メガネを掛け替えるのが面倒、1つのメガネで遠くも近くも見たい、

デスクワーク時のPCや手元の書類、少し離れた2、3m先を見たいという方には、次に紹介します、遠近両用レンズ、中近両用レンズがオススメです。

累進屈折力レンズ(遠近両用レンズ、中近両用レンズ)

レンズの遠用部から近用部にかけて、徐々に度数を変化させるレンズです。
見たいものとの距離に応じて視線を移動する必要があります。

①遠近両用レンズ

遠方から手元にかけて見えるレンズです。
視線を上下することにより、遠方、中間、手元を見ることができます。

②中近両用レンズ

中間距離から手元が見えるレンズです。
視線を上下することにより、中間、手元を見ることができます。
室内でのデスクワークに向いています。

はじめて累進屈折力レンズ(遠近両用レンズ、中近両用レンズ)を試される方や、既に使用しているが、見え方の不良でなかなか慣れないという方がいましたら、お気軽に検査スタッフに相談してください。

累進屈折力レンズの使い方や、見え方の不良に対して、丁寧にわかりやすく検査スタッフが対応いたします。